2009年01月28日

ワルツ10番

昨日のレッスン風景より‥‥
やはりこちらのブログの方が書きやすいですね(苦笑
どんどん更新してしまいます‥‥

昨日のレッスンでは生徒さんがショパンのワルツを弾いたのですが、
その生徒さん自身、どうも「納得いかない〜」という部分がありました。
そこを「どんな風に弾きたいの?」と聴いたら パァ〜〜ッと華やかな感じに弾きたいと言うので、
じゃぁまずは指先のタッチを変えてみましょうと言いました。
指を丸めて 指先のうんと先の先の方で弾く気持ちで。爪で弾くような気持ちで弾きます。
よく例えるのが、指の中に細い針のようなものが入っていて、
その針だけで鍵盤を押すようなイメージです。

その生徒さんの場合、そうやってタッチを変えただけでは華やかな感じに聴こえませんでした。
なぜでしょう‥‥
華やかに弾こうとして 音を大きくしているだけなんですね。
それと、音と音の間がどうも切れているように聴こえる。
「レミレドレミ」という八分音符の繋がりなのですが、それが1つ1つ独立して聴こえてしまっていたのです。
「レ ミ レ ド レ ミ」という具合に。
それでは華やかな感じにはなれないので、歌いながら弾いてみる練習をすすめました。
それも、普通に歌うのではありません。
こうやって1つ1つの音がレガートでありながら独立して1つ1つに切れて聴こえてしまう理由は、
1つの音を弾き終わった時には「どんな音で弾きたい」と 次の音を考えてあげてないといけないんですね。
その為に、歌を先に歌い、指を後で弾くという練習方法をすすめます。

歌  レ ミ レ ド レ ミ
指   レ ミ レ ド レ ミ

  
という具合に、レを先に歌ってからピアノでレを弾き、
次にミを歌ってからミを弾く、という感じでずらしていくのです。
これ、案外難しいんですよ。
ゆっくり練習しないと出来ません。
脳が活性化されるような感じです。
これをやると、なぜか横の繋がりが出て来るんですね‥‥♪

そして慣れて来たら、歌を大袈裟に華やかな気持ちで歌って行きます。
自分がオペラ歌手にでもなったように♪

次に心の中で歌いながらもう1度弾きます。
もちろん、心の中の歌はピアノよりも先に歌っています。

それが出来たら、普通にテンポで弾いてみます。


この生徒さんも、自分で華やかに弾けるようになった事に驚いていて、
「弾けるようになった〜!!どうして弾けるようになったのか分かりません〜〜」と驚いていました(*^-^*)



この生徒さんの場合、自分で「どう弾きたいか」というのが出て来たから出来たんです。
自分でどんな風に弾きたいかが分からないと、結局は講師の言う事がメインになり、
「ここは華やかに弾きましょう、ここは落ち着いて弾きましょう」と言うしかなく、
その真似をする事しか出来なくなってしまいます。。。
もちろん最初は真似する気持ちで大丈夫なのですが。
誰かを手本にするのは決して悪い事ではありません。

しかし、最終的にはその音楽を奏でるのはピアニストであって、
先生ではないんですね。
ですので、生徒さん自身がはっきりと「ここはこういう気持ちで弾きたい」というのが出て来て、
はじめて、それに見合った練習方法を私は与えてあげられるという訳です。
講師はその生徒さんを上手にするのが目的ではありません。
上手にする為の練習方法を教えてあげるという事なんですね。

上手にするという言い方もあまり良い言い方ではないかも知れません。
生徒さんが「こう弾きたい」という気持ちを持たせてあげる、
その気持ちを引き出してあげるのがまずあって、
次にその「こう弾きたい」と想った音に近付けてあげられるタッチや腕の使い方、
あるいはイメージの例え(情景や風景、出来事の例)を教えてあげたりする訳ですね。


なかなかそこまで行くのは難しいですが、
生徒さんの気持ちを引き出してあげられた時というのは講師も嬉しいもので、
また、その気持ちのように弾けるようになった時の生徒さんの喜びも
講師には嬉しいものです♪

posted by 美麗 at 16:54| Comment(2) | レッスン風景〜Classic〜
この記事へのコメント
ブログ移設されたんですね。
以前Yahoo!ブログの時に一度コメントを入れさせて頂きました。私も今はブログを移設して気軽にやっています。
これからもいろいろとピアノに関してこちらのブログで参考にさせて頂きたいと思いコメントを致します。
ぜひこちらのブログもリンクに貼らせて頂きたいと思いましたが如何でしょうか。
どうぞよろしくお願い致します。
Posted by takanaoza at 2009年01月31日 12:26
★takanaozaさん★
コメントありがとうございます♪
リンクぜひよろしくお願いいたします(*^-^*)

Posted by 美麗唯 at 2009年02月01日 16:35
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